2010年1月
・クワガタ&カブトムシカップ
・¥2500
2010年1月31日(月)
伊豆高原アートフェスティバル&伊豆の陶芸展で販売します。
カップ本体は「木の幹」。ハンドル部分は「枝」。
そしてクワガタorカブトムシのワンポイントがついてます。
てびねり技法で作って面取りした本体は
一つ一つが微妙に違います。
同じものが何個あっても選ぶ楽しさがあります。
以前、他の作家さんが作った面取りのカップを見て
「面取りの技法は木を表現できそうだな」と思ったのがきっかけです。
そして、こんなカップが子供のときにあったら嬉しかったろうなあ。
との思いでクワガタ&カブトムシをワンポイントに作ってみました。
赤土を使い、白い化粧土を施してます。
土味を生かしたふんわり明るく白い焼き上がりです。
子供やお孫さんへのプレゼントにいかがですか。
男の子ならきっと喜びますよ。
文章※武山よしてつ
2010年1月30日(土)
ウッドデッキ作りで出た端材の有効活用すべく
ディスプレイ台兼傘たて置きを作ってみました。
玄関のちょっとした隙間にこいつを置いて、下部に傘たて
上部になんらかの作品を置けるようにとの考えです。
傘たても素焼きの焼き物で作りましょうかね。
上には花瓶なんかが似合いそうです。
これも伊豆高原アートフェスティバルに向けた準備のいっかんです。
文章※武山よしてつ
2010年1月29日(金)
ほけきょ庵にはリサイクルショップで購入したアクリルケースが置いてあります。
これ作品を飾るのに重宝するのですがそのまま床に置くと作品に目線が合いません。
宝の持ち腐れとなってしまうので、いい感じに目線が合うように土台を制作してみました。
例によって端材で作ってます。
そして、100円ショップで購入したライトを中に仕込み
下からライトアップが可能となってます。
写真を見て頂けばお分かりになると思いますが
「暗闇で顔に懐中電灯を下から灯す」
数年前に作った顔シリーズのお湯のみで
これがやりたかったのです(笑)
文章※武山よしてつ
2010年1月29日(金)
新年も明けて落ち着いてきたので
設備拡張に着手です。
年が明けても円高が続き
ホームセンターの2x4木材も値下がりしたままです。
1面3mX3mで9面作るうちの1面のみ完成したウッドデッキでしたが
春休みまでにはプラス2面を完成させたいと思います。
志村君も待ってましたとばかり
久々のウッドデッキ工事を楽しみながらの作業となりました。
文章※武山よしてつ
2010年1月29日(木)
ウッドデッキ作りの端材でパンフレット立てを作りました。
伊豆高原は飲食店、お宿、観光名所と、大小さまざまな施設がありまして
ほけきょ庵もそれら施設にパンフレットを置かせて頂いてるのですが
そこは「ギブ&ギブ」という事ですので。
ほけきょ庵にも当然パンフレット置き場が必要です。
今までは机に並べてたのですが
すぐにゴチャゴチャになってしまうので
個別に差し込めるパンフレット立てを作ってみました。
ただパンフレットを置くという事よりも。
私自身が伊豆高原のファンですから
空いた時間で各所を遊びまわってます。
ほけきょ庵に遊びに来てくださった旅行者の皆様のためにも
各施設の特徴を把握し、おすすめできるように心がけたいと考えてます。
文章※武山よしてつ
2010年1月28日(木)
粘土数百キロを練りました。
お客様のお相手や他業務の合間を縫って
地道に続けること数ヶ月。
他工房で出た粘土や放置された粘土を
譲り受けること5年分ほど。
それらすべてを練る事が出来ました。
これからこれらの粘土を使って伊豆高原アートフェスティバルや
伊豆の陶芸展向けの作品を作ろうと考えてます。
何種類かの土があるのですが
それぞれ特性をつかんで
土に合った焼き味を探したいと思います。
文章※武山よしてつ
2010年1月26日(火)
ウッドデッキ作りで出る大量の端材で
陶芸作品用のディスプレイ台を作ってみました。
2x4材と野路板とコンパネの組み合わせです。
最近は窯焚きとデスクワークがメインの仕事となりつつあるので
こういった作業をする事でのリフレッシュ効果も狙ってます。
文章※武山よしてつ
・秘湯というに申し分の無い源泉欠け流しの湯
「伊豆の踊子」「雪国」「千羽鶴」「古都」など日本の美と日本人の情緒を表現した作品を発表し、
1968年日本人初のノーベル文学賞を受賞した「川端康成」縁の宿、湯本館です。
私などが述べるまでも無く素晴らしい「旅館」「秘湯」
至るところでその素晴らしさが述べられてるので少し趣向を変えて「湯本館」では無く
「伊豆」と「伊豆の踊り子」に対する私個人の想いを述べてみようと思います。
ちょうど私の生まれた昭和47年に川端康成は没してますので、かの作品に出てくるような「にっぽん」
の風景や、当時のにっぽん人の情緒は、頭では理解できても心の底からは知り得ません。
東京のベッドタウン、どこにでもあるような団地。電信柱で埋め尽くされた街で育った私には、
「伊豆の踊り子」の作品性を紐解き共感を持って読み進めることがどうにも出来ないのです。
この感じ方は、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を読んだ時の感覚にも似てます。
「え?これの何が面白いの?」なのです。
・露天風呂に入りたい方は連絡入れた方が確実です
想像性の少ない矮小な奴だな~などと思われてしまいそうですが
仕方がありません。本当にそう感じてしまうのですから。
ではなぜ「え?これの何が面白いの?」と、感じてしまうかを
自分なりに分析してみることにします。
おそらくこんな感じかと思うことを述べてゆくと。
産まれたときには家に「テレビ」があり、小学校に入るころには「テレビゲーム」で遊び
小学校高学年では、家にある「ビデオ」で映画を見てました。
偉人伝や科学の本も好きで読んだしサッカーも野球もドッヂボールも楽しんだ子供でしたが、
アニメや漫画が大好きで、ゲームセンターで遊ぶことも好きな子供でした。
私が生まれてから流行った物を順にあげると「スーパーカー」「ルービックキューブ」
「ガンダム」「ファミコン」「バンドブーム」「スノボー」といった感じです。
どれもマスメディアの煽りを受け国民全員が同じ方向を向くような流行り方でした。
母に昔の話を聞いてみても「だっこちゃん人形」「ミニスカート」「フラフープ」「ボーリング」と
戦後の日本の風潮として「国民全員が同じ方向を向く」ほどの流行の形が主流でした。
・目の前を流れる狩野川
今でも伊豆に遊びに来ても駅のお土産屋などには「伊豆に縁のない物」
アニメキャラのヌイグルミや産地不明のキーホルダー、「ルービックキューブ」などのおもちゃが売られてます。
これは私が初めて伊豆を訪れた昭和50年代でも同じでした。
当時の私は子供でしたので、駅で電車を待ってる退屈な時間にそれらを見てると
無性に欲しくなるのです。もちろん爺様にげんこつもらって買ってなどは貰えなかったのですが。
90年代も後半に入りようやく娯楽やファッションも多様化し、
個性教育の甲斐あってか「人と違う事」が美徳にもなりつつある昨今ですが。
何が言いたいかというと、産まれてこのかた
マスメディアより与えられた情報、資本主義社会の副産物である「娯楽」が「刺激的」だったんですよ。
そして、流行に乗らないと話題についてゆけない。仲間はずれにされる。
そして何よりも流行にのっかってたほうが「楽」なんですね。
もしくはそんな事すら疑問に思わない。
20世紀後半はそんな空気が蔓延してたように思います。
そんな資本主義社会の「刺激の渦」の中にあっては感覚も鈍くなり
「伊豆の踊り子」を読もうが「ライ麦畑でつかまえて」を読もうが
響いてるものに気がつくわけが無い。と言うのが私の自己分析です。
・出会い橋
しかし、「伊豆の踊り子」が理解できない。
と言うことでもないのです。
キーワードは「ロードムービー」なのです。
私は映画が好きで年に100本以上は見る口なのですが。
映画のジャンルの一つに「ロードムービー」というものがあります。
簡単に言うと「旅をして成長する」物語です。
いくつか題名を挙げてみますと
「イージー・ライダー」
「幸福の黄色いハンカチ」
「男はつらいよ 寅次郎物語」
「パリ、テキサス」
「クロスロード」
「ブルースブラザーズ」
「スタンド・バイ・ミー」
「トゥルー・ロマンス 」
「プリシラ」
「リトル・ミス・サンシャイン」
この辺りに共感の糸口が見え隠れしてることを発見します。
幸いにも伊豆の踊り子は人気もあり
往年の大スター「美空ひばり」「吉永小百合」「山口百恵」などが出演で6回も映画化されてます。
どれも軽薄なアイドル映画だよと指摘されても否定する気もありませんが
このうちの「吉永小百合」「山口百恵」版の2本はビデオで見てます。
「山口百恵」版はアメリカンニューシネマ的バッドエンドの
ラストに思わず吹いて笑ってしまったのですが。
「吉永小百合」板は少なくとも「ロードムービー」的に仕上がってる印象を受けました。
これは、映画制作時にロードムービー全盛期と言うことよりも、映画監督が意図したと言うよりも、
「伊豆の踊り子」原作の持つエッセンスその物が「ロードムービー」なんだな。との解釈です。
映画馬鹿的解釈をするならば
川端康成文学=ヴィムベンダース的な彫刻的、哲学的な映画表現
「ああ、なるほど」と
ともするとヴィムベンダースの映画は静かで退屈とも言われるのですが。
しんと心を落ち着けないと聞き分ける事の出来ない微細な響き、妙な魅力を持っており。
見れば見るほどスルメ的に味わいが増すのです。
これは情報過多社会では異例の事であり、
その特異性がヴィムベンダースの持つ映画表現の硬質性を支えていると考えます。
そして恐らくは川端康成が伊豆の踊り子執筆当時は、
「伊豆の踊り子」は当時の日本人にはまだまだ刺激的な読み物であったのではないか。
(いや、当時としてもすでに回顧的で
古き良き物を尊ぶ心持で描かれた作品だよと言われても納得は出来るますけど)
刺激を抑えたヴィムベンダースの硬質的な映画手法と
当時としては刺激的だった川端康成の「伊豆の踊り子」が。
20世紀資本主義社会の生んだ功罪、「ムービー」と
前近代の生んだ娯楽である「純文学」が、私の中でクロスオーバーを起こしたのです。
「旅をして成長する」物語は形態はどうあれ人の心をとらえる物なのだなと。
湯本館の秘湯につかりながらそんな事を考えてしまいました。
そして改めて読み進めてみると。
今まで理解できなかった「伊豆の踊り子」が急速に理解でき、共感が体に浸透して行きました。
湯本館も、秘湯も、狩野川もますます好きになりました。
補足
ヴィムベンダース※静かで彫刻的な映画を撮り続けるドイツの映画監督
店舗名■湯ヶ島温泉 湯元館
住所■静岡県伊豆市湯ケ島1656-1
電話■0558-85-1028
営業時間 12:00~15:00
入浴料金 500円
駐車場 あり
・どっしりと落ち着きのある門構え
・当時を偲ばせる資料が
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■場所は県道109号線沿い、伊豆急線城ヶ埼駅前
福○家と書いて「ふくわうち」と読みます。
伊豆急線城ヶ埼駅前にあるラーメン屋さんです。
一押しメニューは、豚肉をカラッと揚げた排骨(パーコー)がどんっとのったラーメンです。
さくさくのコロモをまとった豚あばら肉はジューシーで美味。
チャーシュー肉とはまた違った美味しさを発見するはずです。
店舗名■ラーメン工房 福○家(ふくわうち)
住所■静岡県伊東市富戸911-102
電話■0557-51-2667
営業時間 11:30~3:00 5:00~8:00 不定休
駐車場 あり
■パーコーラーメン
■パーコーでいっぱいやってからラーメン
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・金目鯛の姿煮がなんと840円!大変お得っ!
良心的な価格設定と下田港直送の新鮮な魚が食べれる
本格派の回転寿司屋 おかべ屋です。
金目鯛の煮つけがこの価格帯で食べれるお店があると知ってビックリしてます。
たいていこの位の大きさの金目鯛の煮つけと言うと相場は1500円前後なのですが。
常識を打ち破るこの価格設定、840円に拍手です。
他のメニューも総じて良心価格。
しかしそれよりも何よりも「ネタが新鮮」これに一番拍手を送りたいですね。
伊東~伊豆高原には数多の寿司屋さんがあるのですが
この新鮮さは1、2を争うんじゃないですかね~。
いや~新鮮だった。違うもの食べてる気がするくらい新鮮だった。
寿司ってこんなに新鮮でうまいもんなんですね~。
店舗名■回転寿司 おかべ屋
住所■ 静岡県伊東市宇佐美1901-1
電話■0557-48-0232
営業時間 月〜金 11:30〜15:30 17:00〜21:00
土日祝 11:30〜16:00 17:00〜21:00
駐車場 あり
・金目づくし握り
・下田港直送の地魚がメイン
・海鮮ユッケはとろける美味しさ
・国道135号線沿い、宇佐美の海岸が目の前
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・鄙(ひな)の湯
伊豆高原駅の東側、伊豆高原一番の賑わいを見せるミュージアム通り地区の中の一角。
自然の残る広大な敷地の中に7つの貸しきり温泉風呂のお宿があります。
広大な敷地には伊豆高原の原生林とも言うべき自然が残されており。
湯殿や宿泊施設はその森に溶け込む様に建っており隅々までお手入れが行き届いてます。
各湯殿は趣向が凝らされており、鄙びた湯殿「鄙の湯」や、檜作りの「檜の湯」。
陶磁器をあしらった「志野の湯」や「織部の湯」などは、どれも貸切で
約1時間ゆったりと温泉が楽しめます。
店舗名■伊豆高原 城ヶ崎温泉 花吹雪
住所■ 静岡県伊東市八幡野磯道1041
電話■0557-54-1550
営業時間 入浴ご利用時間11:00~14:00 貸切(50分入れ替え制)
入浴料金 御1客 1,500円
駐車場 あり
・黒文字湯 露天風呂
・自然を残した作りの敷地に7つの湯殿がひっそりと貴方を待ちます
・森の小怪は自然散策路として開放されてます
・自然の景観に溶け込む立体的な施設作りが素晴らしいです
・自家栽培の黒文字を精製した黒文字オイルでアロマテラピーも楽しめます
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2010年1月2日(土)
完成したウッドデッキですが
道行く人々から丸見えではバツが悪いので
とりあえず目隠しとして1x4の板を打ってみます。
ウッドデッキの前にギャラリーの建物を建てる予定なのですが
それが出来るまでの処置ですね。
文章※武山よしてつ
・うな丼(ランチ)
大正9年創業の老舗の鰻屋さんです。
ランチタイムのうな丼は1400円と大変お得。
メニューはどれも千円前後に抑えられおりボリュームも文句なし。
市場に出入りする労働者や
庶民の方を向いた営業方針が、
大正の古よりお店の続く秘訣でしょうか。
鰻を食べ精をつけてバリバリ働きましょう。
店舗名■うなぎ地魚の銀月
住所■ 静岡県伊東市鎌田766-15
電話■0557-37-2435
営業時間 昼 11:00~2:00 夜4:30~8:30 月曜日定休
駐車場 あり
・うなぎちらし
・伊東市の山方面、鎌田地区の青果市場のそばにあります
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・ひもの定食
国道135号線沿い、
伊豆高原八幡野の市街地を赤沢方面に抜けたところにあります。
安くてボリュームたっぷりと、
地元の人にも評判の磯料理と定食のお食事処です。
伊豆高原の八幡野の漁港はダイビング免許取得の基地として賑わいを見せているのですが
免許取得のために長期滞在中のダイバーなどに
お財布にやさしくお腹いっぱいになると好評です。
昭和の香りのこる懐かしい店内で
ご飯てんこ盛り、お腹いっぱい食べたい時に如何ですか。
店舗名■食事処たなか
住所■ 静岡県伊東市八幡野538-1
電話■0557-54-1270
営業時間 11:00~17:00頃(繁忙期は延長営業) 木曜日定休
駐車場 あり
・天ぷら定食
・うまくてやすいの看板が目印
・店内は懐かしい昭和の雰囲気が
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