2009年7月
2009年7月31日(金)
失敗してしまいました。
モルタルを一度に練りすぎて作業を終えたのが23:00。
朝の4時起床、21:00には寝るのサイクルで動いてますんで
生活リズムを崩し肉体に大ダメージ・・・です。
すでに右足首の関節炎を発症中で
それを庇いながらの作業。
今度は左足の膝に関節炎っぽい痛みが。
19:00時頃に晩ご飯を食べながら
「モルタル練りすぎちゃった」
「けど、ここで作業強行しちゃうほど若くないよね~」
「モルタルはもったいないけど破棄しよう」
などと妻と話しながら大人ぶって見せたのに
もったいない病が発症してしまいました。
耐火煉瓦の床張りは終えたものの腰にも疲労がたまり
次の日は温泉に3回入りに行き寝込んでました。
面目ない・・。
文章※武山よしてつ
2009年7月30日(木)
これから駐車場にしようと言う場所には花壇があります。
工期と手間のことを考えればそのまま砂利を敷き詰めてしまえば良いのですが
少し遠回りしてでも土を救ってやろうと思います。
この花壇は十数年ほったらかしでしたが
3年ほど前に数日かけて土を入れ替えた経緯があります。
大きな石や28年前に家を建てた時の造成時のゴミやらが埋まってて
取り除きながら土を入れていった難儀な作業だっただけに、
そのまま埋めてしまうには忍びないですよね。
文章※武山よしてつ
2009年7月29日(水)
伐採した木の山です。
こいつらはこのまま乾燥させて
小口に切って薪にします。
そして窯焚きの際に使用する予定です。
バーナー併用なので燃焼性の良い
パワーのある薪でなくともよいのです。
薪が焼けた時の灰が焼き物に変化を
つけるのを楽しむ為に使います。
2009年7月28日(火)
窯の構造の見直し中です。
己の理想、費用の問題、工期の問題。
様々な問題を加味しつつ
構造の見直しを図ってます。
己の理想どおりの窯を作るのは時期尚早か。
それは今現在本当に必要なのか。
いってこい窯にするべきか
穴窯にするべきか
それともやはり理想どおりのものを作るか・・。
組んでは壊し組んでは壊しで
仮組みを繰り返してます。
文章※武山よしてつ
2009年7月28日(火)
今日から窯作りと平行して駐車場作りを始めます。
今現在のほけきょ庵の駐車場の規模は3台。
近隣の方のご助力を得てプラス2台の計5台をとめる事ができますが
厚意に甘えるだけじゃ申し訳ないので
なんとかお盆までにはプラス2台を自力で確保できるように。
やれる所までやってみるつもりです。
まずはチェーンソーで敷地を囲う木を伐採。
この後は土を移動し石垣を壊しと言う作業が待ってます。
ぶりかえした梅雨。雨の中の作業で一見辛そうに見えますが
体は冷えるものの真夏の照りつける太陽の元での作業よりは
「マシ」、快適に作業できてラッキー位に考えて
乗り越えたいと思います。
文章※武山よしてつ
■風車をふ~~~っと吹いてみた
2009年7月26日(日)
営業を終えて片瀬白田の花いっぱい温泉に向かいました。
が、夏休みで込み合ってる様子だったので急遽予定を変更して
花いっぱい温泉からも見える稲取の風車3基を見学に行きました。
マーボは1度見に行った事があるらしく
これ道路なの?みたいな道路を迷い無く進んでゆきます。
行く途中、うさぎ、鹿に遭遇。
惜しくもシャッターチャンスを逃します。
■稲取の風車三兄弟
何時も見上げてた風車、
こんな絶景なところにたってたんですね~。
ちょっと日本とは思えない光景にうっとりしつつ
マーボと写真の撮りっこして遊びます。
■稲取のバイオパークの観覧車と稲取の夜景
稲取~須崎~下田
熱川~城ヶ崎~三浦半島
天城山脈・万次郎岳・万三郎岳
相模湾・伊豆七島
伊豆をぐるっと360℃全てを見渡せる場所で
伊豆の展望を独り占めって感じです。
「風車は伊豆の美しさを知っている」
なんて感じですかね~。
■返る頃には夜景が美しい時間帯に
時間にして30分くらいでしょうか。
そろそろ温泉にでも漬かる~?なんて考えつつ引き返すのですが、
電気窯の電力を70%から95%に変えねばならない時間になりました。
すっかり忘れてたとのですが危うく思い出し
温泉はカットして自宅にもどります。
■風車見て回転寿司食べてと回転三昧
温泉はあきらめてほけきょ庵のすぐそばの回転寿司花まるで
お寿司を食べて半日休息を終えました。
文章※武山よしてつ
2009年7月25日(土)
買っちゃいました溶接機。
建設業を始めるためじゃないっす。
陶芸用の窯の構造をより強固にすることと、
今後のほけきょ庵の施設作りのことを考えたら
レンタルするよりも買っちゃったほうが良いんでない?との結論です。
10代の若いころ「ジジジジッ」とやってた事あるので
リハビリしつつ溶接技術を思い出しつつ
今後の施設作りに活かしたいと思います。
ちなみに写真のコイツは発電機も兼ねてるので
庭の作業場での電源取りにも活用できちゃう優れ物なのです。
ブレーカー落ちの心配も減ることでしょう。
文章※武山よしてつ
2009年7月25日(土)
重量ブロックの買出しが続いています。
写真を見ればお分かりのとおり、
重量ブロックで窯に勾配をつける為です。
若干の高低差があったほうが気圧差を利用した
火の通りが期待できるからです。
古来の穴窯は山の斜面を利用して築いてたのですが
山を築くわけにも行きませんので
重量ブロックにて3寸勾配を擬似的に演出します。
わたしの作る窯は、古来のそれを模写したものではなく
窯の前半部に道楽的に用いるものです。
普段の焼成では灯油ロータリーバーナーの
強制送風も活用するので3寸までは要らないと判断。
2寸勾配で仮組みを続けてみます。
※三寸勾配(1mで30cm・2mで60センチの高低差がつく)
文章※武山よしてつ
2009年7月24日(金)
マーボの高校の時の同級生で友人の「はるみちゃん」が
旦那と子供とともにイタリアから東伊豆の河津に帰郷してます。
久々に会えると、数ヶ月前から心待ちにしてました。
土産に手作りのポマローラ、パスタ、チーズと
たくさんのイタリア食材。
さすが旦那さんがイタリア料理の修業中だけあります。
わたしも若いころイタリア料理店でフライパンを振ってた事もあるので
スパゲティにはうるさいのですが。
写真のとおりご満悦です。
まいう~
文章※武山よしてつ
2009年7月22日(水)
本日の営業を終えた後に、
伊豆高原のギャラリーZERO 小山泰之展の
うちあげパーティーに御呼ばれしまして
みなでバーベキューを楽しみました。
ギャラリーZEROのオーナー夫妻の用意してくれた
いい感じに焼けた美味しいお肉と美味しいワインを頂きつつ
小山泰之氏をかこみ、「工芸」「ファッション」「音楽」
「プロで在ること」「リーシールー(笑)の話題」と、
さまざまな分野の話に、氏の持つ世界観が垣間見えます。
氏の精密な仕事と、お酒の入ったときの豪快な砕けっぷりのギャップや
奥様のサポートぶりが垣間見え、ますます応援したく、
シンパシーを感じずにいられませんでした。
当日は右足の関節炎を発症してしまい
行くべきか家で大人しくしているか悩んだのですが
やっぱり行って正解でした。
ありがとうございました。
文章※武山よしてつ
2009年7月20日(月)
土練機のメンテナンスです。
前回の日記で大量に練ってた粘土は、
他所の工房で出た粘土を引き取ったり
これまた他所の工房で放置されてた粘土をかき集めて
蓄えておいた物です。
工房で働いてた人達が辞める際に放置していった物。
土練機を持っていない工房の本来なら捨ててしまう粘土。
それら5年分を練り終えました。
こいつ等は素性が不明の粘土な上に
ありとあらゆる土をブレンドしているので、
言ってみれば、絵の具のあらゆる色を混ぜて
「黒茶色」になってしまった様な、個性を失った耐火度も不明な物です。
なんとか相性のよい釉薬と焼成温度を突き止め
再利用したい物ですが。
研究に手間取るようならレンガにして
庭作りに利用したいと考えてます。
次回に練るのは白浜焼きの粘土。
その次は磁器土です。
練る土を変えるたびに分解して清掃します。
結構な手間ですが、しかし土の数だけ表現があります。
これも「表現」を行う為の大切な作業の一つです。
購入した設備や道具のメンテナンスを自身で行うのは、
自身が何を行っているかの再確認作業でもあります。
ここを他人任せにする者に「独自の表現」は有り得ないと
心に刻み込んでます。
他人に任せた瞬間に「独自」は消えうせ「協力・共同」の表現になります。
それが悪いと言っているのではありません。
それはそれで素晴らしい「表現方法の一つ」です。
物事の正確な認識を間違えると
自分独りで全てを行っている「気」になったりするものなので。
その辺りには細心を心掛け、線を引きたい・・・
などと考えながら作業するのが延々と続く「土練り」作業を
楽しく行うコツでしょうか(笑)
文章※武山よしてつ
2009年7月2日(水)
今日は仕事を早めに終えてぜひとも作家在廊日にと、
近所にあるギャラリーZEROで開催中の小山泰之展を見に行きました。
作家の小山泰之氏は、マーボの大学時代の同窓生とかで
ZEROのオーナーの口から今後の予定として
名前が挙がった時から待ちわびていた企画展です。
ダイレクトメールをぱっと見たわたしの感想は
「財布とか布系のデザインの人なの?」といった感じだったのですが
アルミニウム金属に「アルマイト染色漆仕上げ」という独自の技法を展開する
工芸の若き志士でありました。
作品には花器や器が中心で、私等が身をおく陶芸との接点も多く、
素材や技法に興味津々なわたしの突っ込んだ話にも明朗に答えてくれる一方で、
マーボとは、大学時代の友人の話に花が咲きます。
気が付くとギャラリーの営業時間を1時間もオーバー。
おかげ様でフレッシュで刺激的な楽しいひと時を過ごしました。
この時期に伊豆高原にお越しの皆さん。
伊豆高原近辺に在住の皆さん。
本物の工芸に触れるチャンスです。
是非とも足を伸ばし下さい。
会期 7月2日(木)~7月20日(月)
営業時間 12:30~17:00
休日 火・水曜日
作家在廊日 7/2・5・12・19
℡ 0557-54-0117 ギャラリーZERO
2009年7月19日(日)
完成した基礎の水平だし作業です。
当初の予定では、基礎が出来た時点で
水平は出ているはずだったのですが、(当然の事ですが)
右奥を頂点に左手前が沈んでいる基礎が出来上がってしまいました。
これは、セオリー通りに物事を進めず
感覚で物事を進めた結果なのですが
窯作りを楽しむ余裕はありませんので
(一日も早い完成が待たれる)
はしょる所ははしょりまくっての作業が望ましいのです。
ここでまた水平を出す作業に手間取っても仕方が無いので
窯の勾配を出す為の重量ブロック敷き作業のモルタル盛りで挽回。
一石二鳥の作業で何だか得した気分?です。
文章※武山よしてつ
2009年7月19日(日)
フェルトでカピバラさんを作りました。
伊豆高原グランパルポートに置いて頂く
ほけきょ庵のフェルト体験サンプルです。
伊豆高原のシャボテン公園には、
本物のカピバラさんが住んでいます。
ヌボーっとしててとっても可愛いんですよ。
会いに行ってみて下さいね。
文章※武山まゆみ
2009年7月18日(土)
模型だけでは感覚・感触がつかめないので
実際のレンガでも仮組みしてみます。
そうすると見えてくる事もあります。
模型では十分な長さがあるように思えても
実際だと「こんなもんなの?」みないな部分が結構あり
全体の構造を見直すきっかけになります。
全部を仮組みするのは労力なので
再度模型で全体像をつかみに行きます。
文章※武山よしてつ
2009年7月17日(金)
陶芸窯の模型作りです。
今回の窯作りに当たってのポイントは
1灰被り室
信楽とか伊賀などの日本伝統の良い意味で不安定な焼き物が焼ける焼成室
3~4割りは再度焼くか破棄することになるが、当たり外れの大きい道楽的な陶芸が楽しめる。
2倒炎式焼成室
なるべく一様に焼きあがるような、と言っても電気窯ほどではない
そこそこ安定した焼成が行える部屋。
3捨て間(素焼室)
窯の保温力を高める為の部屋。
絵付けした物が焼け素焼も行える。
4ピザやパンが焼ける部屋
かまどを兼ねお風呂が焚ける
4つの焼成室・4つの違う機能を兼ねた本来の意味とは違う意味での「登り窯」です。
どうせ作るからにはやりたい事が全部やれる窯を作るのです。
その為には、通常の窯のバランス以上に焼成室以外の部分を
より大きく作らねばならないし、通常の窯より保温力を高める工夫も必要でしょう。
インターネットでは、特許庁のHPも見れます。
そこには伝聞では成し得ないほど多くの煌びやかな情報が眠っています。
陶芸の窯に関する情報も多種多様に閲覧でき。
多くの才能が紡ぎ出した素晴らしいアイデアを手にできるのです。
わたしなりにそれらの「智慧」を活用したいと思います。
しかし今回の窯作り最大のポイントは
「拡張&バージョンアップしやすい設計」
ここを最大の工夫と言える窯にしたいと思います。
車でもパソコンでも「物」と言う物は次々にバージョンアップを果たし
モデルチェンジして行くのです。
陶芸の窯もそう有りたい物です。
■7月16日(木)
2009年7月16日(木)
やっとこ窯の基礎が完成しました。
志村君とわたしで代わる代わる。
時には一緒に作業しましたが。
8割くらいは志村君の手によるものです。
この後は窯の床となる耐火煉瓦を敷いて
その上に窯を築いてゆく事になります。
■7月14日(火)
■7月13日(月)
2009年7月11日(土)
ほけきょ庵は未完成の施設です。
窯作りや駐車場拡張などの体力仕事はわたしが行います。
たいがい汗だくなのでほけきょ庵が余程込み合う事が無い限り
汗べとべとで外で体力仕事を行ってます。
マーボはお客様の相手をしたり、体験作品の高台削りや作品管理。
作品サンプルを作ったり、主にはほけきょ庵のルーチンワークがメインの仕事です。
この写真のようにレンガの縮寸を「スタイロフォーム」で作ったり
するのもマーボの仕事の一つですね。
このスタイロフォームは建築現場では断熱材として利用されます。
グラスウールより性能よく、製作前の窯の模型の材料としては高価ですが
作業性がよい(カッターで切るだけ)ので模型作りはこいつで行ってみます。
庭の手洗い場のレンガの構造決定くらいは
実物で仮組みしたほうが早いです。
しかし、レンガ800丁ほど使う窯となるとそうも行かず
模型で構造を決定して、それを元に作業を行わねばなりませんよね。
設計図を書いて図面どおり作るより、
立体模型を作る方がイメージもわくし早いでしょう。
窯作りは急務なので効率よく行います。
文章※武山よしてつ
■土練機に土をつっこむとブレンドされ、にょろにょろ出てきます
2009年7月14日(火)
夏休みが近づいてきました。
しょっぱなから三連休が控えており。
夏休みに向けての準備も佳境を迎えております。
写真の粘土は合計すると500キロはありますでしょうか。
でも、用意せねばならない粘土はまだまだこんなもんじゃありません。
この約4倍近くは用意せねばなりません。
何故かといいますと、新しく作る窯のテスト。
初窯に詰め込む物も作らねばならないし、
秋の伊豆の陶芸展も見据えねばならないし。
夏休み期間中に皆さんが陶芸体験する土も練らねばならないのです。
背中に夏の日差しを受けながら
ヒタスラ土と格闘する毎日ですが
この土練機のおかげで
今までには考えられないほど「楽」に作業できてます。
この作業、これまでは全て手でおこなっていたのですから。
しかしそれでも腰や腕、肩にダメージが来ますね。
8時間も9時間もやればしょうがないっすね(笑)
文章※武山よしてつ
■いったい何キロあるんでしょう
2009年7月10日(金)
駐車場の大きい石を取り除き、
敷石を敷き詰めました。
ついでに入り口の門となっている
ドデカイ溶岩の出っ張りも
接触しそうで怖いかな?と言う事で
ガガガガっと削っておきました。
これで駐車場が利用しやすくなったはずです。
文章※武山よしてつ
■50キロ級の大きい石がゴロゴロ出てきました
2009年7月9日(木)
本日は昨日の作業の続きです。
わたしは駐車場の拡張、石を掘り出すためのコンクリートのハツリ作業。
志村君は窯の基礎作りで、コンクリートを作り流し込む作業です。
一方で壊し、一方で作る。
コンクリート大活躍ですね。
わたしも自分の作業をしながらなので
志村君の作業をず~~っと監督するわけには行きません。
ですから、彼が何かしら失敗しても文句言えないのですが
やってくれましたセメントが一袋あまってます。
と言う事は、配合比率を間違えてる物、セメントの比率が低い物を作って
流し込んでしまってると言う事です。
途中で、何だかオカシイト気づきながらも
「ま~いっかで作業を続けちゃいました」と悪びれない志村君。
もう少し小まめに様子を見なきゃ駄目だったと後悔するわたし。
通常より「モロイ」基礎が出来上がってる事は確かなのですが
怒っても仕方が無いので、意味無いと分かりつつも
セメントの足りないコンクリートを流し込んだ上からセメントをふりかけ水をまいて
自分を慰めます。
どのみちコンクリートはあと200キロくらい打つので
ここで一旦リセットし、材料を調えに買出しに出かけ搬入を済ませました。
とりあえずこのまま作業は続けてしまいますが
この基礎の上に陶芸の窯を作るわけなので、
運用してて基礎が崩壊したら志村君に弁償を請求。
責任持って直してもらおうと思います(笑)
文章※武山よしてつ
■15分打って5分休んで位でヤラナイトぎっくり腰再発しちゃいます。
■ポカをした志村君
■恐らく女性の手では無理でしょう
2009年7月8日(水)
数日前にヤフーオークションで落札した
削岩機・ハツリ機が届きました。
さっそく、駐車場の邪魔な大きな石を撤去してみました。
去年の夏、植え込みのつつじを撤去して駐車場を拡張したのですが
その植え込みと駐車場を分かつところを大きな石で囲ってあったのです。
実際車の裏に当たるような事は無いのですが
印象的に「ここには止めたくない」と思われてる感じでしたので
何とかしよう思ってたのです。
このハツリ機には思い出がありまして、若い頃、工事現場のバイトしてた時です。
朝の8時から夕方の5時までの予定で、ヒタスラハツリ作業を行っていたのですが
夕方に、だんだんと気持ち良くなってきたんですよ。
なんだか気持ちいい~~などと思いつつ作業してるのですが
頭の隅で「この気持ちよさはヤバイ」と警鐘が鳴り続けます。
でも止められないんです。
ヤバイ・・。でも気持ちいい~・・。、やば・・。気持ちいい~~・・・
。。。。。や・・・あへあへ・・。。意識が飛ぶ。。あへ。。、、やばっ・。・
見たいな感じで作業してたら失神してしまいました。
恐らくですが、長時間の振動刺激により
脳内麻薬が分泌され、トランス状態に陥ったのでしょう。
5時過ぎに親方が迎えに来た時には気持ちよさそうに寝ていたそうです。
てなハツリ機なわけですが
こいつの取り扱いはかなりの腕力が必要です。
写真ではマーボがポーズをとってますが
10キロくらいは重さがある上にバランスが悪い本体なので
これを取り回すには相当の体力が必要です。
こいつで駐車場の石を撤去するのは小手調べ。
陶芸窯を作り終えたら、石垣を壊して
植え込みを撤去して駐車場を作ろうと考えてます。
そのときの大きな戦力になる事でしょう。
文章※武山よしてつ
■コンクリートと石を分離させるように打ちます
■ごろっと50キロくらいある大きな石がとれました
2009年7月7日(火)
陶芸窯の基礎をコンクリートで作ります。
最近では「コンクリート」に配合され
袋詰めで販売されているものがあり
わたしもよく利用させてもらいます。
ですが流石に「1トン」となると単価を考えれば購入できません。
配合する手間が省かれる代わりに「セメント」「砂」「砂利」を混ぜて作る場合よりも
約2倍以上の値段になるからです。
今回は約1トンのコンクリート
セメント6袋、砂18袋、小石24袋、合計48袋
25キロX48袋を購入。12000円くらいでした。
これを配合済みコンクリートで買うと一袋約700円ですから28000円ですね。
どのみち配合済みコンクリートも水で練らなきゃいけないので練るのは一緒。
てなわけで、これから数日間、
ひたすら練って練って流して流してを繰り返すことになります。
■へっぴり腰の志村君
2009年7月6日(月)
小雨のぱらつく中、作業開始です。
この時期はむしろ雨が降ってるくらいの方が外作業はやりやすいですね。
志村君と2人で窯の基礎、コンクリートを流し込む前の土均し作業を行います。
シャベルの扱い方が不慣れで、土がうまく掘れない志村君。
「体重を使うんだよと」アドバイスするそばから腕だけで掘ろうとします。
何度かやって見せてるうちにほとんどをわたしが掘ってしまいました。
お次は、購入したけど固まってしまったコンクリートや
重量ブロックを、2人で掘った穴に投げ込み砕きます。
やはり志村君には初めての作業らしく
ハンマーの扱い方が危なっかしく、無駄に力を入れて
その割には石が砕けません。
「集中力と瞬発力を使って一点に力を集中させるんだよ」と
力の使い方を教えます。薪割りなどと要領は一緒。
「これが出来様になると名刺で割り箸が割れるようになるよ」と。
他愛も無い話をしつつ作業を終えて、今度は資材の買出しに出かけ。
セメント6袋、砂18袋、小石24袋、合計48袋
25キロX48袋を搬入開始します。
ここでも志村君はイキナリ袋を肩に担ぎ出しました。
「それじゃすぐバテル、抱え込むようにして体全体に重さを分散させるように持つんだよ」と
教えるのですが、写真の志村君の持ち方を見ると、まだ要領を得ていないですね(笑)
若い頃の工事現場仕事で教わって今では体に染み付いてる
数々のティップス「コツ・秘訣」を、今度はわたしが志村君に教え込みながら
作業が続いてゆくのでしょう。
■まだ要領を得ていないようです
2009年7月5日(日)
夜、焼き物の高台削り作業をしていると、
窓にぺたッとノコギリクワガタが飛んできました。
ちょいと小さいノコギリクワガタ君、
陶芸でこしらえたカブトムシと対決です。
わたしが子供の頃は家の窓一面に
クワガタやカブトムシ、蛾や蜂がびっしりと張り付きましたが
最近ではポロポロ飛んで来るだけになりました。
その大きさも以前に比べると格段に小さいです。
蛍の見ごろは終わり、夏到来と行きたいところですが
まだ蝉の鳴き声は聞こえてきません。
ウグイスがまだまだ頑張ってる7月始めの伊豆高原です。
■伊東市の川奈 お店の立ち並ぶ吉田の国道をちょっとわきに入るとあります
伊東市の川奈の国道沿い、吉田の辺りは
ユニクロ、紳士服の青木、マクドナルド、ガスト、とお馴染みの店舗が立ち並び
東伊豆の国道沿いでは一番の賑わいを見せています。
そんな賑わいを見せる国道をちょいとわきに入るとすぐにあるお店です。
韓国家庭料理と銘打っており、シェフによる洗練された料理と言う風ではなく、
文字通り、温もりのある家庭的な料理が楽しめるお店です。
焼肉と言うと肉ばかりになりがちですが家庭料理メニューが充実。
バランス良く韓国グルメを楽しめますよ。
しかし、韓国料理ってこんなに色々とあったんですね。
韓国料理というと「焼肉とキムチとビビンバ」
位しか想像できない私には、新鮮な驚きでした。
マッコリも美味しいですね~。
何度か飲んだことあるのですが、
甘くパウダリーな感じで好きではなかったのですが、
なるほど、辛い物と食べるとピッタリなんですね。
これも感動的でした。
店舗名■韓国家庭料理 チャングム
住所■静岡県伊東市吉田327‐1
電話■0557-45-8898
営業時間■17:00-24:00 月曜定休(月曜祝日は営業・翌日休業)
駐車場■あり
■韓国料理のバリエーションを楽しみました
■韓国の濁酒 マッコリ
■カルビ二人前
■お馴染みのキムチ盛り合わせ
■ユッケジャンクッパ 牛肉いり辛めの雑炊
■海鮮チヂミ お好み焼きのような物
■チャプチェ 牛肉と野菜と春雨の炒め物
■トッポキ 韓国の御餅と野菜の辛炒め
■トンギ(耳)ムチム コリコリの豚軟骨とねぎの和え物
※この地図は上下左右に動かしたり拡大収縮操作が出来ます。
より大きな地図で 伊豆高原びず を表示
■シェフ特選 南インドのターリセット
東伊豆町稲取の国道135号線沿い、
県立稲取高校の前にあるインド料理のお店です。
日本語が微妙なインド人数名で切り盛りしており
ニコニコ笑顔で頑張ってます。
話が通じない場面もありますがご愛嬌です。
家庭的なインド料理が美味しい
ズッコケインド人の楽しいお店です。
店舗名■本格インド料理の店 ムンタージ MUMTAJ 稲取店
住所■静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3006-4
電話■0557-95-0813
営業時間■11:00-25:00
駐車場■あり
■ジュージューと煙を立てて香ばしい香りのミックスタンドリーの盛り合わせ
■インドのビール キングフィッシャー 旨みと酸味が利いており軽快に飲める
■お鍋に入って出てきたチキンカレー
■多分ナスのカレー(インド風ナスの天ぷらを頼んだのだが)
※この地図は上下左右に動かしたり拡大収縮操作が出来ます。
より大きな地図で 伊豆高原びず を表示
■洞窟風呂
賀茂郡東伊豆町片瀬の山間にひっそりと営業する温泉です。
ここのお湯は源泉100%の鉄鋼水の天然温泉で
お湯の色も心なしか赤茶けており湯の華も赤茶色です。
足湯、ペット湯、貸し別荘も併設と施設も充実しており
外には稲取の風車が立つ山々が見晴らせ、
のどかな雰囲気で温泉浴が楽しめます。
特にバリアフリーには力を入れており、
車椅子でそのままお湯につかれる工夫がなされてます。
わたしは、20代の後半に半身不随のじい様の介護で
お風呂に入れたり出したりを経験してますが、
お姫様抱っこをして浴槽に出し入れする力任せの介護は、
20代の若い頃だったからこそできた物の、
30代後半の腰痛持ちの今ではやれる自信がありません。
この温泉がその頃にもあったら、じい様を連れてきて
2人でゆったりとお湯につかれたろうに・・・と。
お湯につかりながらぼんやりと回顧してしまいます。
店舗名■花いっぱい温泉
住所■静岡県賀茂郡東伊豆町片瀬1070-3
電話■0557-22-2238 予約センター■0557-23-4770
営業時間■7:00-18:00
駐車場■あり
入浴料■500円
■片瀬白田の山間でひっそりと営業してます
■源泉かけ流し湯量豊富
■浴場には造花が飾ってあります
※この地図は上下左右に動かしたり拡大収縮操作が出来ます。
より大きな地図で 伊豆高原びず を表示
■オープンテラスでカジュアルにイタリアン料理を楽しめる
伊豆急城ヶ崎駅を出て歩いて1分、県道109号線沿いにある
カジュアルスタイルのイタリアンレストランです。
私らが営む体験工房のお客様からのおすすめもあり、
この日は私(武ちゃん)の誕生日と言うこともあって利用させていただきました。
伊豆高原にはイタリア料理のお店が結構多いのですが
どこも個性的で飽きさせませんね。
セクシーなボーイさん、色男のマスターと、
カジュアルでイタリアンで華やかな雰囲気のレストランです。
ここもホント、お店のカラーがしっかりと出ており
美味しく楽しいひと時を過ごしました。
店舗名■Delfino
住所■静岡県伊東市富戸911-4
電話■0557-51-2244
営業時間 10:00-21:00 水曜不定休
駐車場 あり
■イタリアンワイン ガヴィ 華やかフルーティテイスト
■前菜 野菜のピクルス
■ジャガイモのキッシュ
■青唐辛子のピッツァ
■近江生姜とパンチェッタオイルソース
※この地図は上下左右に動かしたり拡大収縮操作が出来ます。
より大きな地図で 伊豆高原びず を表示
■コンクリートを練っての左官作業は初めて行ったとの事
2009年7月1日(水)
今日は志村君が助っ人に来る日です。
今までは、ほけきょ庵の設備増強はわたし1人で行ってたに等しいので
作業の優先順位や段取りはわたしの都合のみ考えれば良かったものですから
勝手気ままとはい言いませんが体力まかせな感じでやってました。
2人で効率よく仕事となると、けっこう厳密に段取りを組まないといけません。
これは、今後本格的に人を雇い入れる前の、トレーニングになりますね。
まず手始めに、2人で作業場の屋根に勾配をつけ
雨が下に落ちるように改良を施しました。
■勾配が甘く雨が流れなかったので勾配をきつめに手直し
その後は二手に別れ、志村君は、ガレイジ陶芸窯を撤去した場所、
今後は「おじいちゃんの灯油窯」を置くことになるコンクリート基礎の増強。
わたしは作業場の単管パイプの切断→壁に野路板を張る作業を続けます。
■やった事の無い作業が新鮮だったのか楽しんで行う志村君
その後は2人で資材の買出し搬入と
前日に組んだ予定の約80%を終えることができました。
これは、志村君の作業が考えてたより早かった為
わたしの予定をこなせなかったことによる物。
今回のお手伝いで、だいたい志村君の体力を量れましたので
自分も彼も気持ちよく作業できるような段取りを組みたいと考えてます。