手作りの工房制作記
土練機 メンテナンス

2009年7月20日(月)
土練機のメンテナンスです。
前回の日記で大量に練ってた粘土は、
他所の工房で出た粘土を引き取ったり
これまた他所の工房で放置されてた粘土をかき集めて
蓄えておいた物です。
工房で働いてた人達が辞める際に放置していった物。
土練機を持っていない工房の本来なら捨ててしまう粘土。
それら5年分を練り終えました。
こいつ等は素性が不明の粘土な上に
ありとあらゆる土をブレンドしているので、
言ってみれば、絵の具のあらゆる色を混ぜて
「黒茶色」になってしまった様な、個性を失った耐火度も不明な物です。
なんとか相性のよい釉薬と焼成温度を突き止め
再利用したい物ですが。
研究に手間取るようならレンガにして
庭作りに利用したいと考えてます。
次回に練るのは白浜焼きの粘土。
その次は磁器土です。
練る土を変えるたびに分解して清掃します。
結構な手間ですが、しかし土の数だけ表現があります。
これも「表現」を行う為の大切な作業の一つです。
購入した設備や道具のメンテナンスを自身で行うのは、
自身が何を行っているかの再確認作業でもあります。
ここを他人任せにする者に「独自の表現」は有り得ないと
心に刻み込んでます。
他人に任せた瞬間に「独自」は消えうせ「協力・共同」の表現になります。
それが悪いと言っているのではありません。
それはそれで素晴らしい「表現方法の一つ」です。
物事の正確な認識を間違えると
自分独りで全てを行っている「気」になったりするものなので。
その辺りには細心を心掛け、線を引きたい・・・
などと考えながら作業するのが延々と続く「土練り」作業を
楽しく行うコツでしょうか(笑)
文章※武山よしてつ

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